ただし、ドイツでは、就業率の上昇と失業率の低下が続くなど雇用環境が改善する一方で、企業の国際競争力を維持する観点から賃金が伸び悩み、また07年1月の付加価値税率引上げの影響もあって所得環境の改善が進まず、消費の伸びは低調なものとなっている。