世界経済の潮流

2009年 II

−雇用危機下の出口戦略:景気回復はいつ?出口はどのように?− 

平成21年11月

内閣府

政策統括官室(経済財政分析担当)


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目次

まえがき

凡例

第1章  世界経済の回復の持続性

   第1節 世界経済の回復パターンの特徴

    1.持ち直しの動きが広がる世界経済

    2.政府の景気刺激策に支えられた回復

    3.回復の度合いには、地域によって差異

    4.欧米を中心に雇用情勢は悪化 ―「雇用危機」へ

   第2節 アジア経済

    1.景気回復の原動力

    2.中国の消費の持続性

    3.中国の投資の持続性

    4.中国の資産バブルの可能性

    5.アジアの輸出の持続性

   第3節 アメリカ経済

    1.持ち直しに向かうアメリカ経済

    2.景気刺激策の効果と今後の見通し

    3.信用収縮の現状

    4.雇用の悪化とジョブレス・リカバリーの可能性

    5.個人消費の回復の可能性

   第4節 ヨーロッパ経済

    1.概況

    2.信用収縮の状況

    3.雇用の悪化

    4.個人消費の回復の持続性

    5.輸出の回復の持続性

コラム1-1 世界の自動車市場の動向

コラム1-2 グローバルな消費財市場の拡大−世界の携帯電話市場の事例

コラム1-3 人民元の国際化に向けた動き

コラム1-4 アメリカ各州の経済動向

コラム1-5 商業用不動産

コラム1-6 アメリカの消費スタイルの変化

コラム1-7 英国の住宅市場

コラム1-8 金融危機からの立て直しを図るアイスランド

参考文献

第2章 緊急避難的な経済政策からの出口戦略

   第1節 出口戦略の論点

   第2節 財政政策の出口戦略

    1.金融危機対応に伴い拡大する財政収支赤字・債務残高

    2.財政政策の出口をめぐる論点

    3.主要国の財政健全化目標と取組

   第3節 金融政策の出口戦略

    1.主要国の伝統的・非伝統的金融政策の動向

    2.金融資本市場の現状と非伝統的金融政策の効果

    3.非伝統的金融政策の出口に向けた動き

   第4節 金融システム安定化の現状と今後

    1.主要国の金融システム安定化策(資本注入、不良債権処理、債務保証等)

    2.金融機関のバランスシート調整の現状

    3.金融システム安定化策の評価

   第5節 出口の先の金融政策・金融システム安定化策の枠組み

    1.危機を踏まえた新しい金融政策・金融システム安定化策の潮流

    2.マクロ・プルーデンス政策を実施するための枠組み作り

    3.金融規制・監督の見直し

コラム アメリカ医療保険制度改革

参考文献

第3章 世界経済の見通しとリスク

   第1節 アメリカ経済の見通しとリスク

    1.経済見通し−基調としては緩やかな回復に向かう見通し

    2.経済見通しに係るリスク要因

   第2節 ヨーロッパ経済の見通しとリスク

    1.経済見通し−持ち直しのスピードは非常に緩やか

    2.経済見通しに係るリスク要因

   第3節 アジア経済の見通しとリスク

    1.経済見通し−回復傾向が続く

    2.経済見通しに係るリスク要因

   第4節 世界経済全体の見通しとリスク

    1.経済見通し−緩やかな回復へ

    2.経済見通しに係るリスク要因

コラム3-1 原油価格の動向

コラム3-2 新型インフルエンザの世界経済に対するリスク

参考文献

主な統計の入手先、執筆担当者一覧(PDF形式:154KB)


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