41 Capoor and Ambrosi (2007)による。報告書では、京都メカニズムに代表される排出削減事業による排出権の取引については、市場参加者の多様性に加え、取引が急速に増加していること、とりわけ取引価格や契約形態が秘匿されていることから正確な取引情報を把握することが困難であると指摘している。以下の記述では本報告書を活用しているが、こうした点に留意する必要がある。