第5章 第1節

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5-1.人口の状況

(震災による人口減少は福島で大きく、全体では沿岸部でその影響が顕著)

東日本大震災後に初めて行われた2015年の国勢調査(速報)結果をみると、被災3県の人口は全体で約3%の減少となっているものの、岩手県と宮城県の減少幅は、2005~2010年の前5年間に比べてそれほど拡大していないのに対し、福島県では約6%減と3ポイント近く減少幅が拡大している(第5-1-1図)。

なお、被災3県のうち、沿岸市区町村の人口増減率をみると、いずれの県でも全体の減少率を大幅に上回っている(第5-1-2図)。

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