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今週の指標 No.35

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1999年6月7日

アルゼンチンの最近の経済動向と株式市場の動揺について

<ポイント>

  1. アルゼンチン経済は、1997年は内需主導により実質GDP成長率が8.6%と拡大したが、98年は4.2%と減速した。為替レートは1991年のドル兌換法により1ペソ=1米ドルに固定されており、本制度へ移行後、物価は安定して推移している。
  2. メルバル株価指数は年初来上昇を続け、1月の取引開始から5月6日の高値まで4割上昇した。しかし5月に入ってからは通貨切り下げの憶測などから下落を続け、5月6日から同31日までの間に13%低下した。アメリカの金融政策の変更によって南米市場から資金が引き上げられたとみられており、この点も今回の市場動揺の一因とみられている。
  3. アルゼンチン経済は、99年の成長率が▲1.5%(IMFによる)と見込まれるなどリセッションの状況に入りつつあるとみられる。

    財政(IMFによる98年の財政赤字見通しは対GDP比1.4%)、物価などの基礎的条件は今までのところ極端に悪化はしていないが、年初に行われたブラジルのレアル切り下げが今後輸出減少等を通じてアルゼンチン経済に悪影響を与えるとの見方もあり、今後の動向が注目される。

実質GDP成長率と物価(対前年同期比)

メルバル株価指数の推移

担当:海外調査課 澤木久之  直通 03-3581-0974

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