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今週の指標 No.188

目次   前へ 次へ 2000年9月11日

最近の銀行の自己資本比率の動向

<ポイント>

  1. 各業態を構成する銀行の自己資本比率(単体ベース)が、各々の自己資本比率規制の基準値(注)をどの程度上回っているかの平均値の推移を見ると、99年度末は全ての業態で前年度末を上回っている(図1)。また、上記平均値に加えて、各業態毎の分散を見ると、都銀よりも地銀・第二地銀の方がよりばらつきが大きい(図2)。
  2. 自己資本比率の改善には、資本部分、資産部分両方の改善が寄与していると思われる。資本部分においては当期利益や保有株式の含み益が増加したことに加えて、資産部分においてはリスクウェイトが高い貸出金や社債が減少した一方、リスクウェイトがゼロの国債が増加していることがリスクアセットの抑制に寄与したと考えられる(図3)。

図1 自己資本比率と自己資本比率規制の基準値との差の平均値の推移

図2 自己資本率と自己資本比率規制の基準値との差の平均値と分散

図3 国内銀行(銀行勘定の保有国債、貸出金+社債の前年比増減額の推移

注) 国際基準行は8%、国内基準行は4%。

(備考)

  1. 図1及び2は全国銀行協会『全国銀行財務諸表分析』、図3は日本銀行『金融経済統計月報』により作成。
  2. 図1及び2における銀行は、最近3年間で、自己資本比率規制の基準値が変わらず、連続したデータを取ることができる銀行のみを対象としている。

担当:内国調査第一課 岡本 剛和 直通 03-3581-5854

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