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今週の指標 No.151

目次   前へ 次へ 2000年5月22日

日経平均株価銘柄入替の影響

<ポイント>

  1. 日経平均株価は、近年の産業構造や株式市場の変化に合わせることを目的として、本年4月に銘柄入替が行われたが、新旧系列の間に一種の断絶が生じたとみられる。例えば、5月19日終値は1万6,858円となったが、旧日経平均株価のバスケットを計算すると、1万9,000円を超える水準となっている(図1)。
  2. これは、(1)銘柄入替の発表(4月15日)後、除外銘柄等の売りが日経平均株価の押し下げ要因となった一方、(2)新規採用銘柄が値上り期待から大きく値を上げ(表2)、入替実施(4月24日)後には新規採用銘柄の期待剥落売り(表2)が日経平均株価の押し下げ要因となったためである。したがって、日経平均株価を過去の水準と比較する際にはこうした点に留意する必要がある。
  3. なお、新しい日経平均株価は、情報通信・ハイテク関連銘柄をより多く含むこととなったことから、このバスケットの動きを過去に遡及して計算すると、旧日経平均株価と比較して高い伸びを示していることがわかる(図3)。
  4. 但し、5月連休明けからの下落のなかには、こうした銘柄入替要因だけでは説明できない部分がある。これは日本経済のファンダメンタルズの悪化によるものではなく、海外要因等が作用しているものとみられる。

図1 日経平均株価の銘柄入替前バスケットの推移

表2 除外・新規採用及び継続採用各銘柄の動き

図3 日経平均株価の銘柄入替後バスケットの推移

担当:内国調査第一課 石橋 英宣 直通 03-3581-5854

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